IBをやって良かったこと・大変だったこと|現役・卒業のIB生6人の本音
【IB生必見】IBやっていて良かったこと!大変だったこと!
みなさんこんにちは!J-IBのKoharuです🙌
今回は「【IB生必見】IBやっていて良かったこと!大変だったこと!」と題して、6人のIB現役生・卒業生にインタビューをしました👊🔥
IB生のリアルな声を聞くことができる記事になっています。ぜひ最後まで見てくれると嬉しいです〜!!それでは行ってみよう!!!
〈目次〉
私たちJ-IBについての紹介
記事の全体像/記事の見方説明
【IB生必見】IBやっていて良かったこと!大変だったこと!
まとめ
1. 私たちJ-IBについての紹介
私たちJ-IBは、日本語DP生が学校の枠を超えて交流し、学習・進路・生活に関する情報を共有できるコミュニティを作っている団体です。日本全国に39校と増えつつある日本語DP校。でもまだ英語DPに比べて情報がとっても少ないです…😭 そんな悩みを抱える生徒・教員を支えていくために活動を行っています!!
これからも日本語DPに役立つ情報を発信していきます🔥 公式HP・公式インスタグラムのフォローもお待ちしています🙌
⇩ 公式インスタグラムはこちら https://www.instagram.com/japanese_ib_community
2. 記事の全体像/記事の見方説明
まず、記事の全体像と、記事の見方を簡単に紹介します〜♪
《一言で言うと…私、こんなこと話しています!!!》
🌷 のん(卒業生) — 「『間違ってもいいじゃん!』で世界が変わった。怒涛の予習&重い課題を乗り越え、掴んだ海外大への切符!」
🌺 itsuki(DP2年目・高3) — 「プレゼンも資料作成も人一倍早く!埋もれないための自己主張力と、大量の課題に負けない圧倒的忍耐力が身につく!」
🪻 りょうくん(卒業生) — 「大学や社会で無双できる『論理的思考』をゲット!でも、生物実験(IA)の結果のブレが大きくて大変…(泣)」
🌼 さーや(DP1年目) — 「暗記だけの勉強とはサヨナラ!最初は『IB的思考』に大苦戦したけど、だからこそ人間的に成長できる!」
🪷 充電1%(卒業生) — 「正直、3年間ずっと心の余裕はゼロ(笑)。でも、最高の仲間と先生がいたから、1人ぼっちの辛い勉強なんて一度もなかった!」
🌹 Y Ishimori(卒業生) — 「周囲に前例がなくて不安だった進路。だけどTOK(知の理論)は最高の『学問的筋トレ』!履歴書に載らない一生モノの体験がここにある!」
💡 この記事は、【自己紹介 → 経験談】の順で6人のIB経験談をご紹介します。
💬 自己紹介の見方 ① あだ名 ② 年齢の区分 ③ なんでIBに興味を持ったの?・経歴等、自由に一言!
3. 【IB生必見】IBやっていて良かったこと!大変だったこと!
では!!IBをやっていて良かったこと、大変だったことを紹介していきます🍓
🌷 のん(卒業生)
「『間違ってもいいじゃん!』で世界が変わった。怒涛の予習&重い課題を乗り越え、掴んだ海外大への切符!」
💬 自己紹介 ① のん ② 卒業生 ③ IBの「新しい学び方」に興味を持ちました。元々は海外に一切興味がありませんでしたが、IBでの経験を経て、海外大学進学を希望するようになりました。N25でFinal examを受け、その結果を使って、2026年7月からマレーシアの大学に進学します。
【IBをやっていてよかったこと】
① 英語がうまくなった 日常的に英語に触れ、英語を使って話す・聞く・読む・書くことを続けたことで、英語力は格段に上がりました。
特に英語を「話す」場面では、これまでは文法や単語に自信がなく、「間違っていたら恥ずかしい」「伝わらなかったらどうしよう」などと考えてしまい、話すことに抵抗がありました。
しかし、IBで英語を使って学び続けるうちに、徐々に考え方が「間違っても大丈夫、とにかく伝わればいい」というマインドに変わったことで、スピーキングへの苦手意識が減ったような気がします(今でも苦手ですが)。
② 選択肢が広がった 元々、私は国内大学志望でした。IBに入ったのも、海外大学進学が目的ではなく、IBの独特の学び方に惹かれたことが理由でした。
しかし、いざ本格的に進路のことを考え始めたとき、「あれ?私は将来何をやりたいんだろう?」と、将来のビジョンが見えないことに気がつきました。
そこで、自分が将来やりたいこと、興味があることを考えたとき、それを国内で叶えるのは難しいということがわかったんです(私は伝統医学に興味があるのですが、日本では知名度が低く、学べる環境も国内ではまだ十分に整っていません)。
そこで、「じゃあ諦めよう」ではなく、「海外に目を向けたらどうか?」という考え方にシフトできたのは、IBをやっていたからこそだと思います。周りに海外大学志望の友達がいたこと、海外に詳しいIB担当の先生がいたこと、「英語で学ぶ」経験を積んでいたこと、これらの基盤があったからこそ、海外大学に行くという選択肢を選べたのだと思います。IBという新しい環境に入ったことで、将来の選択肢が大きく広がりました。
【大変だったこと】
① 課題が重い IBで大変なのはここです。科目にもよりますが、翌日までにプレゼンを作って発表、実験のレポートを自分で作って提出、3000字のエッセイを書く、原稿用紙8枚分の小論文を書くなど、聞くだけで肩こりがしそうな重い課題が定期的に来ます。
これはもう避けようがないので、腹をくくってやるしかない。……とわかっていても、なかなか手をつけられないのが現実。いかにやる気を絞り出すかが大きな課題でした。
また、一つの課題に手間取っていると次から次へと別の課題が舞い込んできて、お手上げ状態になりかねません。完璧は求めず、内容が少し不満でも思い切って8割の完成度で提出することを意識していました。
② 積極的に発言しないと授業が進まない IBの授業の特徴は、生徒主体であること。自分たちで授業を作っていきます。自分の意見を共有したり、他者の意見について考えたりすることで授業が進み、知識の理解も深まります。
つまり、黙っていては停滞するということです。積極的に授業に参加して、議論を活性化させることが求められます。寝てなんていられません(少人数なのですぐバレます)。
そして、授業に参加するための前提となるのが予習です。自分たちが予習してきたことをもとに授業が行われます。予習の段階で今日勉強する内容を頭に入れ、あらかじめ自分の意見を考えておくことで授業がスムーズに進みます。
例えば文学なら、一つの作品(小説や詩など)を章ごとに分担し、あらすじや表現技法、作品に関する疑問点・問いなどをレジュメにまとめることが予習として課されました。生物は新しい章の初めに内容を要約することが求められたので、新しい章に入る前に教科書を読みこんでおく必要がありました。
常に前のめりの姿勢でないと授業についていけないし、他の人の迷惑にもなる。これが普段の授業で大変だったことです。
🌺 itsuki(DP2年目・高3)
「プレゼンも資料作成も人一倍早く!埋もれないための自己主張力と、大量の課題に負けない圧倒的忍耐力が身につく!」
💬 自己紹介 ① itsuki ② DP2年目(高校3年生) ③ 私は中高一貫校でMYPから現在DPまでを履修中です。IBを学ぼうと思ったきっかけは、海外の大学入試でも必要資格とされるくらい世界的に認められた学習カリキュラムであり、留学生や英語を使って学ぶ環境が身近にあり、座学ではなくグループワークやプレゼンといった個人だけでは行わないような授業スタイルがあるところに魅力を感じました。また、教科書が英語という日本では珍しい機会を体験することもできるので、そこも魅力です(^^) 最終試験はまだ受けていないのでスコアは分かりませんが、履修している科目は文系で日本語DPをしています!
IB生をしていて良かったと思うことは、スライドや資料を作るのが人一倍早いという点、積極的に意見を言えるところかなと思います。IBでは自己主張をしないと埋もれがちなので、その分自分の主張に根拠を持たせながらいかに相手にわかりやすく説明するかを学ぶため、苦戦する部分ではありますが、すごく成長に感じます。
また、英語の勉強は必須だなと常々思います。どの先輩も言う通り、日本語DP生だろうが英語DP生だろうが関係なしに、IBは生徒が英語をできる前提で大量に課題を出してくるので、それに対抗できるための英語力と忍耐力が必要不可欠です笑
🪻 りょうくん(卒業生)
「大学や社会で無双できる『論理的思考』をゲット!でも、生物実験(IA)の結果のブレが大きくて大変…(泣)」
💬 自己紹介 ① りょうくん ② 卒業生 ③ IBの「思考力を養える」という点に惹かれ、中1からMYP、高2から高3までDPを履修。
【IBをやっていてよかったこと】 IBで行ったレポート(論文)やスライド作成は大学になっても活きる経験だと思う。また物事の背景を理解し、論理的に考える力は大学やこれから必要になってくるし、IBを通してその力を身につけておけば、アドバンテージになると思う。またDPのコア科目では論文を書いたり、答えのない問いを考えたり、奉仕活動を行ったりすることができる。それらの経験はIB校以外では中々出来ないことであり、貴重な経験であるし、社会に出るに当たって役立つ経験だと感じる。
【大変だったこと】 理系科目のIAやEE。自分で研究テーマを考えて、実験や探究方法を考えて論文を探したりしなければならない。もちろん先行研究から仮説は立てるが、その仮説が全て当たるわけではない。そしてなにより生物のIA等は個体差による結果のブレが大きかった。結果がうまく出ない要因は何かを考えながら実験をすることの難しさを感じた。
🌼 さーや(DP1年目)
「暗記だけの勉強とはサヨナラ!最初は『IB的思考』に大苦戦したけど、だからこそ人間的に成長できる!」
💬 自己紹介 ① さーや ② IBDP 1年目 ③ 海外大学進学に有利という点に魅力を感じてIBを履修。
IB生をしていてよかったことは、学力だけでなく人間的に成長できる、という点です。普通の日本の学習では養うことが難しい、批判的な思考や多角的な視野などを学び、培うことができます。しかしその分、今まで日本の教育に慣れてきてしまった私にはそれがとても難しく、当初は中々IB的な思考に慣れることができなかったです。
🪷 充電1%(卒業生)
「正直、3年間ずっと心の余裕はゼロ(笑)。でも、最高の仲間と先生がいたから、1人ぼっちの辛い勉強なんて一度もなかった!」
💬 自己紹介 ① 充電1% ② 卒業生 ③ 「競争」ではなく「協働」である学習形態で学びを深めていきたかった。MYPの授業に惹かれた。
私のDP生時代を振り返ってみると、3年間を通していつも心の余裕がなかったように思います。それは提出課題に追われていたという理由もありますが、英語の実力を含めて、自分の能力がDPの内容についていっていない気がいつもしてました。
そんな中でも最後まで駆け抜け、最終試験を突破できたのは、支え合ってきたDP生の仲間と、支え続けてくれた先生方のおかげだと思っています。みんな一人ひとり、得意教科や苦手な教科があります。だからこそ、苦手なことを恥じずに、わからないことをもっと知っていきたい・学びたいという気持ちを持って仲間に教えてもらったり、逆に自分が得意な教科を教えたりして、支え合っていました。
辛いことは数多くあったけれど、1人ぼっちで頑張っていたことはありません。仲間と共になら、サポートしてくださる先生方と共にならと無我夢中で勉強をして過ごしたDP生時代は、何年経っても私にとってかけがえのない記憶であり、思い出として残り続けると思います。
🌹 Y Ishimori(卒業生)
「周囲に前例がなくて不安だった進路。だけどTOK(知の理論)は最高の『学問的筋トレ』!履歴書に載らない一生モノの体験がここにある!」
💬 自己紹介 ① Y Ishimori ② 卒業生 ③ 既存の勉強法は歳を取ったあとでも十分できると思い、色々な価値観を取り込んだり、ガンガン議論して批判的思考を身につけたりするなど “今、若い自分だからできること” をやりたいと思い、高校2年生からIBを履修した。
【大変だったこと】 IB生をやっていて大変だと感じたことは、IBの学習や進路について相談できる人が少ないことです。
私の通っていた高校では、IBが設立されてたった5年しか経っていないため、そもそもIBを知り、関わっている人が少なく、IBの学習や進路選択について相談できる人が少なかったです。普通類型を選択している他の友達が模試の結果に一喜一憂したり、長年蓄積され洗練されている大学受験のための学習方法に沿って勉強したりしているなか、私は模試の結果をみてこれがよい結果なのか悪い結果なのかもよくわからず、模試の反省を活かしさらに学習を進めようと思ってもどこから手を着ければよいかもわからず、始めたての頃は特に混乱していました。また、進路も周りにいる普通類型の友達とはかなり違い、日本以外への進学に慣れている先生も少ないので、自分が本当に正しい道を選んでいるのかと不安にかられることもありました。
しかし、完全に孤独だったわけではありません。私の周りには、同じくIB類型を取っている仲間が、私たちと同じようにIBという試練に苦戦する先生たちがいました。先生と私たちはIBへの理解度において近い立場に立っており、学習法や高得点を取る方法について膝を付き合わせ考えた思い出は、普通類型では感じることができなかったであろう、学問という大きな試練の前では先生や生徒といった垣根はなくなるのだという感覚を覚えることができました。
【IBをやっていてよかったこと】 IBをやっていてよかったことは、学問的にも、人間的にも大きく成長できたことです。IBの学習は、議論や記述が中心です。ものすごい密度の議論や記述を繰り返すなかで、批判的思考力、ロジックを組み立てる力、難しい概念をわかりやすく記述する力が身に付きました。特に、TOKのエッセイでは、「知」とは何かといった複雑な問いについて答えるために、もっとも説得力のある事例を選択し、明瞭な論理構成を作る力を鍛えることができました。TOKのエッセイは “学問的筋トレ” のようで、体系化されたトレーニング方法を通して自分の学問スキルがモリモリ向上していくのを感じました。TOKを知らない人からしたらよくわからない感覚でしょうが、TOKのエッセイを突き詰めてみればその感覚がわかるようになりますよ。
このような学問的成長は勿論のこと、私はIBを通して人間的にも成長することが出来ました。IBの授業は私たちの生活と直結しています。例えば、文学の授業では、実際の小説を使用し、それについて深く考えます。キャラクターや作品の世界観について深く考察すると、自分の価値観が作品の解釈に与える影響と、作品が自分に与える影響の両方を感じ、まるで作品と自分の垣根が曖昧になっていくような感覚を覚えます。特に、『変身』『異邦人』『恥辱』といった不条理文学は、IBの学習に苦しむ自分に不条理との向き合い方を教えてくれました。このような文学との相互作用を通じて、私の価値観は大きく成長しました。IBの良いところは、学びが自分の生活に結び付いているために、生徒が人間的にも成長できるという点だと思います。
IBの学習を振り返ってみて感じたのは、自分がIBの学習を通して得た「感覚」や「経験」を重視しているということです。IBは、通信簿や履歴書に載る「履歴」である以上に、通信簿や履歴書に載らない「体験」であると思います。これからも、多くの人々がIBを通して成長し、その人生を豊かにすることを願っています。
4. まとめ
最後まで記事を読んでくれてありがとうございます!! いかがでしたか?? 1人1人にIB人生があり、それぞれの苦労や身についたスキルがありましたね。IB現役生・卒業生の本音を聞くことができ、みなさんのIBモチベになってくれたら嬉しいです💗
これからも日本語DPの役立つ情報を発信していきます。みなさんでIBライフ乗り越えていきましょう〜🔥

