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日本語IBって?【卒業生が徹底解説】バイリンガル・ディプロマから評価の仕組みまで丸わかり

J-IB2026年1月14日

日本語IBって?【卒業生が徹底解説】バイリンガル・ディプロマから評価の仕組みまで丸わかり

こんにちは!日本語IBに特化した情報共有コミュニティ、J-IB(ジェイ・アイビー)編集部です。

「IB(国際バカロレア)に興味はあるけれど、全科目を英語で学ぶのはハードルが高すぎる…」 「最近よく聞く『日本語IB』って、普通の高校やインターのIBと何が違うの?」

進路を考えるとき、こうした疑問や不安を抱く人は少なくありません。実は日本には、**母語である日本語を活かして世界基準の教育を受けられる「日本語DLDP(デュアルランゲージ・ディプロマ・プログラム)」**という選択肢があります。

この記事では、卒業生の視点から、日本語IBの仕組み・評価方法・最大の魅力である「バイリンガル・ディプロマ」まで、まるごと解説します。

この記事でわかること


そもそも「日本語IB(日本語DP)」とは?

一般に「日本語IB」と呼ばれるプログラムの正式名称は、**「日本語と英語によるデュアルランゲージ・ディプロマ・プログラム(DLDP)」**です。

かつてIBのディプロマ・プログラム(DP)は、英語・フランス語・スペイン語のいずれかで全科目を履修するのが世界共通のルールでした。しかし「言語の壁のせいで優秀な生徒が高度な教育にアクセスできないのはもったいない」という背景から、文部科学省とIB機構が協定を結び、日本独自のプログラムとして開発されたのが日本語DPです。

最大の特徴は、語学以外の主要科目を日本語で履修・受験できること。現在、次の科目が日本語での実施を認められています。

ポイントは、語学(英語)はしっかり英語で鍛えつつ、論理や分析が問われる歴史・物理やTOKなどを母語の日本語で深く探究できること。英語力に過度なリソースを取られず、IB本来の目的である**クリティカル・シンキング(批判的思考力)**を純粋に伸ばせるのが強みです。


選ぶ前に知っておきたい、メリットとデメリット

魅力的な制度ですが、「実際どうなの?」「フル英語のIBと何が違うの?」という声も多いはず。J-IBだからこそ、良い面も注意点も正直にお伝えします。

🌟 メリット

⚠️ デメリット・注意点


憧れの称号「バイリンガル・ディプロマ」とは?

IBDPの全課程を修了し、最終試験で規定の成績を収めるとディプロマが授与されますが、実はディプロマには2種類あります。

  1. IBディプロマ(通常の資格)
  2. バイリンガル・ディプロマ(Bilingual Diploma)

日本語IB(DLDP)を選ぶ生徒の多くは、2言語で高い学力を証明するバイリンガル・ディプロマを目指せます。国内外の大学進学で強力な武器になる称号です。

取得条件(いずれかを満たす)

(Diploma programme assessment - International Baccalaureate®)

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日本語DP導入校の一部では、カリキュラムの組み方によって卒業時に自然と要件を満たせるよう設計されています。高度な英語力と母語での深い学力の両方を示せるため、海外大学出願や国内の帰国生入試・総合型選抜で高く評価されます。


100点満点じゃない!独特な「評価の仕組み」

日本の「定期テスト100点満点」とは違い、IBには独特で厳格な評価システムがあります。これは英語IB・日本語IB共通。IB前に日本のカリキュラムで学んできた人ほど、違いを理解しておくことが第一歩です。

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7段階評価と「45点満点」

各科目(全6科目)は1〜7の7段階で評価されます。

さらに課外活動CASの規定クリアもディプロマ授与の条件です。

スコアの目安

IA(内部評価)とEA(外部評価)の違い

最終スコアは、高3最後の試験だけで決まるわけではありません。日々の積み重ねが評価される仕組みです。

IA(Internal Assessment/内部評価) 授業の一環で行うレポート、口述試験、理科の実験レポート、語学のプレゼンなど。学校の担当教員が採点し、その後IB機構のモデレーターが世界基準とのズレをチェックします。

EA(External Assessment/外部評価) 2年間の集大成として全世界同時期に行う最終試験(Final Exam)。日本では11月実施が多い。IB本部の採点官が世界共通基準で厳格に採点します。

日本語IBでは「日本語で書くIA」の質がスコアを大きく左右します。母語だからこそ言葉でごまかせず、論理的な構成・深い考察・学術的リサーチ力がより厳しく問われます。


高1で待ち受ける「Pre-IB(プレDP)」とは?

「IB校の高1は何をするの?」という疑問はよく聞きます。本格的なIBDPは高2〜高3の2年間。そのため多くの認定校は、高1の1年間を**「Pre-IB(プレDP)」**という準備期間に充てています。

なぜPre-IBが必要?

日本の中学までの学びと、IBが求める「自発的な探究」「論文執筆」の間には大きなギャップがあります。これを埋め、高2からの過酷なDPを生き抜く“基礎体力”をつけるのがPre-IBの目的です。

何を学ぶ?

学校により異なりますが、主に次のスキルを1年かけて鍛えます。

J-IB編集部より: 「普通の勉強しかしてこなかったから無理かも…」と心配は無用です。この丁寧な助走期間があるからこそ、多くの高校生が世界基準に挑戦し、ディプロマを取得できています。


まとめ:日本語IBは「いいとこ取り」の賢い選択肢

日本語IB(DLDP)は「英語が苦手だから選ぶ楽な道」では決してありません。母語での深い思考力世界基準のタフな学習の両方を手に入れられる、賢くやりがいのある選択肢です。

評価の仕組みは複雑で、テーマ選びやタイムマネジメントに悩むことも多いIB生活。行き詰まったり疑問が浮かんだら、ぜひJ-IBを頼ってください。 同じ道を越えてきた先輩や、いま頑張る仲間が、きっとあなたの力になります。

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